ドラマと紅茶

ご覧頂きありがとうございます!映画と海外ドラマの簡単な感想と日々の出来事について少し 流行りには疎いです

日曜ドラマ「君と世界が終わる日に」第9話 感想

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第9話の感想です。

 

100円じゃなくて1000円にすればよかった。くるみが死んでないに賭けた金額。

常識的に考えたら、死んでもおかしくない場所に矢が刺さってたけど、

くるみはワクチンを既に打たれていて、ゴーレム化しなかったから首藤の大事な

研究材料になったわけで、驚異の回復力もそれで一応の説明はつく。

 

そして桑田一尉、ああいう人が仲間に加わると心強い。色んなサバイバル知識

持ってるだろうし、敵の敵は味方みたいな、駐屯地の内部のことも詳しい事は

響サイドにとってはデメリットにはならないし。考え方もマトモそうだし判断力

もメンタルも響より強いだろうから頼りがいがありそう。

主人公をこんなにコケにしていいのだろうか?と思う程言いたいこと書いてる私。

 

そして不可解要素もう一人、勝利くんだっけ?ゴーレム妹のお兄ちゃん。

誰かに似てるってずっと思ってて、名前が出てこなかったけど分かったよ、

加藤諒くん。彼の年齢がどのくらいかよく分からないけど、中学生くらい?

くるみを責め続けてたくせに今度は「小笠原先生を救って」ですか。

ゴーレム化した妹の拘束を緩めたのはお兄ちゃん自身で、緩めなかったら

かなえちゃんを襲うことも、それによって響に止めを刺されることもなかった

ろうに。中学生だったらそのくらい分かると思うんだけど。

でもまぁ改心したからいいけど。でも、このお兄ちゃん、そんな重要なポジション

だったの?くるみみたいな理由があった?抗生剤との交渉材料で「自分を人質に

すればいい」ってあのマッドサイエンティストは子供は殺さないとか考えて

なさそうだけど。観てる限りでは首藤の子供や親戚みたいな関係でもなさそうだし。

自分の不利になりそうなことはあっさり切り捨てそうに思うんだけど。

それにそもそもお兄ちゃんがあの島に残されたのって響の矢が足に刺さって

取り残された感じになってたような気がする…そんなに大事な存在なら

死んでいない限り自衛隊の人たちが連れて帰るよね?うーん、謎。

 

そういえば、偽野剛と響の確執って何?もしかして消息不明になったお父さんを

探しに出た響がくるみを暫く放置プレーしたから?え?それだけ??その後に

二人は同棲してー、婚約してーの流れなんだから未だに響を憎む理由なの?

この解釈が間違っていたらすみません。

そして「俺が響は死んだってくるみに言った」って…「あとは自分で何とかしろよ」

って…アンタ、いくら自分もくるみが好きだったからって、響が邪魔だったから

って本当に好きだったら相手の幸せ望まないですか?「死んだ」なんて嘘ついて

まで自分のものにしようと思ったのですか?それでくるみが自分を好きになると?

TWDのショーンですか。。。TWDはショーンだけでなくローリもアレだったけど。

で、嘘をついたことに対しての詫びのつもりで今回だけは響サイドの味方して

やるって?抗生剤が手に入ったら駐屯地に戻るんですね?

首藤にワクチン打たれてもいいのね、というか打たれるよ、さようなら。

 

響も「くるみを忘れる」って言ってなかった?何だかもはやなかったことになってる

ような流れだけど。だから途中までくるみを撃ったことに対してなのか単に人を撃って

殺してしまったかもということに苦悩してるのかいまいち分からなかったけど、

やっぱり相手がくるみだったからみたいね。

かなえちゃんが大胆な行動にでた理由も分かったよ、明日死ぬかもしれないから

後悔したくない、それでキスしといたんだね。後悔したくないからミンジュンが

響には黙っててと言ったことも打ち明けたけど、それ言うの遅くないですか?

ミンジュンを刺したのがくるみだと知ってたなら響は矢を放たなかったかもしれない

のに。どっちを選んでも響が苦しむのは避けられないか。個人的には響にはくるみを

想い続けて欲しいから(諦めの悪い男と自称してるんだからせめてそこだけでも

貫けよの気持ちも込めて)あまりかなえちゃんは好きではなかったけれど、くるみを

救う方向になってからのかなえちゃんの表情が切ない。叶わぬ恋をしてしまった

かなえちゃんの切なさがとてもよく表現されてると思った。飯豊まりえさんでした

っけ?かなえちゃん演じてる方。今後も頑張って下さい。(私なりのエールです)

 

それに引き換え、首藤のことが色々分かってきたくるみ、首藤に冷凍保存の中身を

見せられた時の驚き方、もう少しなんとかならなかったのでしょうか?あの中身

一体何なのか気になりますけど、首藤の奥さんとか子供ってオチじゃないよね?

そんなドラマの最初から分かるようなオチになんて今時しないよね?そうきたか!

って思うような中身が待っているんだよね?きっと。だから最後に響がくるみに

「一緒に帰ろう」って差し出した手を、くるみは取らずに発砲したんだよね?

何に対して発砲したかは分からないけど、単純に首藤に洗脳されたというよりは

あの中身を見て響と一緒に帰れない理由をくるみは持ってしまったんだよね?

もしそうだとするなら、あの中身はくるみにとってそれだけ重要なもの(人)って

ことになると思うんだけど。くるみとも関係のあるもの(人)が入っているってこと

なんだろうか?何に対して「さよなら」と言って発砲したのか?

これは感想であって考察ではないのでそれは来週のお楽しみってことで。

予告で響が血まみれになってたようにも見えたから響に発砲したのかもしれないし

別の理由で響が血まみれになっただけかもしれないけど、予告は映像流さないで

意味深にしておいた方がよい気もしました。

 

ところで首藤がゴーレムの語源の説明をしていたけれど、操り人形って

マリオネットじゃないの?このドラマを観始めてからゴーレムって表現が

気になってたから調べたけど、ゴーレムって泥人形とか人造人間って意味

みたいなんだけど。。。そこはどうでもいいとして、ゴーレムが操り人形

だとして、人を操って何がしたいの?自分が世界を支配するという野望を持ってる

ようには見えないし、今のところ。もしかしてその辺も「答えはHuluで☆」に

なるのかな。。。

 

「君と」世界が終わる日に

というより

「君と世界が」終わる日に

よりになってきた気がします、主人公の響にとっては。

 

シーズン1はシーズン1でそれなりに完結させて下さい、日テレさんお願いします。

 

それではまた~(^^)/

 

 

映画「ゴッドファーザーⅢ」感想 酷評されたpart3がこのシリーズで一番好き

またまた大作の感想です。ゴッドファーザー、3部作全部観ましたよー

過去に1作ずつ鑑賞しましたが、ある日シネマチャンネルで全作ぶっ通しで

放送されることを知ったので何なら続けて観た方が分かりやすいかと思い

鑑賞してみました。なのでその日はゴッドファーザーを観ただけで終わりました。

おまけに目は充血するし痛いし、そのせいで頭痛まで出るし。。。でも観たw

 

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 ゴッドファーザーといえばこの人!!Ⅱで大好評だった彼ではありません!!

マイケルを演じるアルパチーノ、大好きです!!

よく比較されるデニーロ(因みにⅡの主役)よりも断然パチーノ派です。

デニーロ対パチーノ論争は昔からあり、個人的に思うこともあり書きたいのですが

長くなるのでまた別記事で書きたいと思います。

 

簡単なあらすじって言っても説明するまでもないと思うのでいつもと同様省きます。

いや、だってよくあるマフィアのお話と言ってしまえばそれまでなんで。

というか有名なんで言うまでもないというのが私の正直な見解です。

マフィアのコルレオーネ・ファミリーのお話。

シーズンⅢは1990年にアメリカで、1991年に日本で公開され、Ⅰの主演のマーロン・

ブランド演じるドン・コルレオーネの次男のマイケル・コルレオーネをアル・パチーノ

が演じマイケルがメインのお話です。

今回はネタバレなしでは書けないのでネタバレありです。

ネタバレ禁止の方はご注意を!

 

泣ける映画を言えと言われたら間違いなく私はこの映画を挙げます。

この映画が酷評される理由の一つとしてマイケルの娘役を演じたこのシリーズの

監督でもあるフランシス・フォード・コッポラさんの、現在では映画監督で

有名な実娘のソフィア・コッポラさんの演技が残念だったこともあると思います。

ご本人も自覚があったのでしょう、監督の方がいいと私も思います。

 

それでも以前にも書きましたが「父と娘」の話に弱い私は映画館で観て号泣。

周りを見たら泣いてるのは私だけで、当時まだ付き合い始めて日が浅かった現在の

夫と鑑賞していて、「え?もしかして泣いてる?何で泣いてるの?ちょっと俺が

泣かせたみたいな感じも何だから早く出ようか」と言われたほど誰も泣いていなかった

です。「えっ!だってパパが狙われてたのに娘が流れ弾に当たっちゃったんだよ?

娘が死んで嗚咽するアルパチーノ…いい年したおっさんが公衆の面前で泣くんだよ?

あんな泣き方されたら泣くよ!!!あんな男泣き、しびれる!えーー」と力説する

私をそそくさと移動させた夫でした。

それはさておき。あのアル・パチーノの嗚咽シーンがものすごく印象的でなんて

迫力のある演技をする俳優なんだろうと若かった私は感銘してしまいました。

それだけではなく、マイケルの一生でもあるので年を老いていく様もリアリティが

あり、え?この人70代じゃないよね?この人の実年齢はいくつだろう?と思った

ほどでした。娘が銃弾に撃たれるシーンだけでなく、マイケルの哀愁漂う最後も

一人の男性の侘び寂びみたいなこともまるで分からない小娘だったけど何故か

とにかく感動しました。マフィアのボスとして成り上がったマイケルもファミリーの

衰退と共に彼自身も小さくなってしまって見えることに何か私なりに感じたので

しょうね、きっと。そういったことを何も考えていない小娘だった私に感じさせた

アル・パチーノさんでもあるので個人的に偉大な俳優の位置づけになってます。

 

またソフィア演じるメアリーの恋人のヴィンセントを演じたアンディ・ガルシア

カッコよくて惚れました。二人で厨房でニョッキを作りながらイチャイチャする

シーンは映画「ゴースト」のデミ・ムーアの陶芸シーン(彼が後ろから抱きしめる

私が勝手に名付けた”後ろから攻めるパターン、略して後ろ攻め”)をもしかして

ゴーストから借りた?と思いながらも自分もキャーとなったよ。。そんな時代も

あったねと~ってホントそうだよね。

戻します。ちょっと待って!メアリーとヴィンセントって従兄妹だよね?え?

直系でなくても血が繋がってるよね?親戚だよね?んー、、、昔はそういうことも

よくあったのかもしれませんがお別れする結末になってよかったと思いました。

どちらにしろこちらのお話はオマケ的でメインはアル・パチーノなのでメアリーが

撃たれてもマイケルにしか同情しなかった私でした。

 

以上、酷評されても私にアル・パチーノの演技の魅力を教えてくれた映画と

いうのが感想でした。

ゴッドファーザーといえば「愛のテーマ」という曲を聴けば誰しも一度は耳に

したことがあろう曲、いい曲です。悲しいことがあると勝手に頭の中で流れます。

 

あ。肝心なことを忘れてました!私の愛するクリミナルマインドに出ている

ロッシ役のジョー・モンテーニャさんが出てました!現在は髪と髭が白髪になった

くらいで見た目は殆ど変わっていなったのですぐ分かりました。元々老け顔だった

のか、現在が若く見える方なのかは分かりません。

 

それではまた~(^^)/

 

映画「ストレイト・ストーリー」感想 リンチ監督がストレート、こういうリンチさんも好きだよ

 ツイン・ピークスについて書いたのでリンチ監督の作品を他にも観てるよー

アピールで(笑)…というのは口実で、確かにリンチ監督の作品は全てではないけれど

幾つか鑑賞していますが、「ブルー・ベルベッド」は道路に耳が落ちている映画としか

表現出来ず、「ワイルド・アット・ハート」は何だか暴力的なニコラス・ケイジさん

の映画という記憶のみ、「マルホランド・ドライブ」はツイン・ピークスで少し

触れたし、、、あ。あの有名で感動的?な「エレファント・マン」もリンチ監督

でしたわ、すっかり忘れてました、すみません。ストレイト・ストーリーだけじゃ

なかったですね、リンチ監督がストレートだったの。

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 ということで、今回は1999年にアメリカで、2000年に日本で公開された映画

ストレイト・ストーリー」の感想です。

ネタバレ含みますが、まだ鑑賞されていない方が読まれても大丈夫なように

結末には言及しないで頑張って書きます!

*念のため申し上げておきますが、この文章においてのストレートまたはストレイト

には一切性的な意味は含まれておりません。あくまで名前としてのストレイト及び

英語の「真っ直ぐな」「直接的な」という意味です。

 

先ずはいつものざっくりあらすじを。

娘と暮らす73歳のアルヴィン・ストレイトは一人で立つことも出来ないくらい腰が

悪い。そんな彼に長い間不仲のままで連絡すら取っていなかった兄が倒れたという

知らせが届き、芝刈り機に乗って350マイル離れた兄に会いに行くお話。

 

あらすじを書いていて気付いたんだけど、これネタバレも何もない気が。だって

仲違い中のお兄ちゃんに会いに行く弟のお話ってだけの映画じゃん!いや、その

道中に色々ありますけど。お兄ちゃんと無事に仲直り出来るのか?って結末も

しっかりありますけど。

難解な描写が多く、自分なりに理解するのも一苦労ならぬ百苦労くらいしてます、

私の頭では、な作品が多いデイヴィッド・リンチ監督にしてはとても分りやすくて

ほのぼのとしていて観やすい作品でした。エレファント・マン同様、まぁ実話ベース

なので難解な表現をあえて避けたのかは監督に聞いてみないと分かりませんが。

ですがやはりリンチ監督だというのが分かります。「監督はリンチだよー」マークを

入れたかったのでしょうか?カメラアングルがリンチ監督なんです。カメラワーク

とかカット割りとかライティングとか構図(カメラアングルか)等といった映画製作に

関する知識は映画好きって言ってるくせに全く持ち合わせていない私が気付いた

くらいですから詳しい方は尚更すぐに気付くと思いますが、どこからかいきなり

魔女がサーっと現れるんじゃないかと思ってしまうような映像だったりします。

そして移動手段に芝刈り機(アルヴィン改良型芝刈り機)を選んだ理由が謎なのだが

劇中で描かれていなかった気が。350マイルって…距離の単位をいい加減メートル

とキロに統一して欲しいといつも思うのだが…約650キロ、直線距離で東京から西へは

岡山、東だと青森までってスーパーボランティアの尾畠さんくらいの体力がある70代

ならまだしも、腰が悪いのに下手したら徒歩より効率が悪いんじゃないかと思う

乗り物を選んで、アルヴィン、、、お兄ちゃんに会う前に自分が果てないか大丈夫?

と映画の冒頭からもう心配だわー、な映画鑑賞でした。

車を運転して周りに迷惑をかけないように配慮したとは思えないが少なくとも自分が

加害者にるような事故は起こさないだろうという点は勝手に評価しました。

特に現代の日本では高齢者の自動車免許と運転に関して様々な問題が生じているので

私の中では評価上昇中です。日本の狭い道路を芝刈り機でブーーーンと走行されたら

自動車の運転手としてはイラつくことこの上ありませんが。

そしてこの映画のタイトルもリンチ監督がストレートにストレートな実話を映画に

した事だと思っていたけど「ストレイト兄弟の物語」ってどんだけストレートなの?

リンチさんてば。(”ストレイト兄弟のストレイトなリンチ監督によるストレイト

兄弟のための”みたいな書き方もどうなの?それで全部収まっちゃうじゃん)

とにかく素直なリンチ監督を味わえますよ、という感想です、はい。

 

実は一昨日「シン・エヴァンゲリオン」を映画館で鑑賞してきたのですが

映画館は最前列に限る!と言って聞かない夫に「お願いだから最前列は勘弁して」

と頼んだら「そう思って4列目にしてやったから(ドヤ顔)」と言われ、実際は

3列目だった(騙したな…いつか仕返ししてやる)ので目と首の疲れが半端なく

目指せ毎日更新が途切れてしまいました。この恨みもいつか晴らす予定だから

楽しみに待っててね、ダーリンっ♡(←椎名林檎さんの「ギブス」のダーリン♪調で)

 

だから夫と映画館に行きたくないのよー、友人と行く方がいいのよー。

そしてエヴァンゲリオンについては書ける日が来る前に私の寿命が尽きると

思いますが、いつか書けたらいいな~と思っています。

 

それではまた~(^^)/

 

 

海外ドラマ[ツイン・ピークス」シリーズ(映画含む)感想 色々ぶっ飛びすぎて難解で全然分からないのに何故か続きが観たくなってハマったドラマ

視聴済み、もしくは視聴してみたが途中で脱落した&視聴中の海外ドラマは

たくさんあります。好きじゃなかったら観ないので感想なんて書けるはずも

なく(惰性で見続けて文句なら書けることはある)、自分好みのドラマの感想が

多くなり、中でも私の好きな海外ドラマのランキングを書こうと思いましたが、

選べないので個人的に絶対に外せないと思う大好きなドラマを挙げてみます。

・24(レガシーを除く全シーズン)

・クリミナルマインド

ツイン・ピークス(映画除く全シーズン)

・ER(全シーズン観たけど個人的にシーズン8がピークだった)

ブレイキング・バッド ←new

今現在はこんなところです。

 

今回はブログのタイトルを「ツイン・ピークス」シリーズとさせて頂きました。

理由はいわゆるファーストシーズンにあたる「ツイン・ピークス」とその前日譚に

当たる映画「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最後の7日間」、そして最新で

あり最終シーズンの「ツイン・ピークス リミテッド・イベント・シリーズ」

(因みに最終シーズンはリミテッド~ではなく「リターンズ」とも言われていますが

こちらは邦題になるそうです)と全部書くのは長すぎるので省略しました。

 

ツイン・ピークスはデイビッド・リンチ監督独特のリンチワールドで展開されて

いるので正直ストーリーについて書くのはとても難しいのでネタバレもほぼなし、

かつ抽象的な感想になってしまうと思いますがシリーズ別に感想を書いていきます♪

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 まず、ファーストシーズンと言われたアメリカで1990年に放送され日本でも

話題になった作品で全30話。ツイン・ピークスの町で一番の美しい女子高校生の

遺体が発見されたところから始まります。

殺された理由と犯人は第7話まででほぼ明かされ、ほぼというのは理由も犯人も

表向きははっきりしますが実のところはそう単純ではない、といったところです。

問題の第8話以降はミステリアスサスペンスからかなり離れていくのでそこから更に

訳が分からないと言われる理由だと思いますが、私もさっぱり分かりません(笑)

ですが分からないなりに自分であれこれ考察するのが楽しくて、この作品のトレード

マークのようになった誰もが一度は目にしたであろう赤いカーテンと白と黒の市松

模様の床の部屋に不気味さを感じながらも私は魅せられました。以降赤いカーテンを

見るとこのドラマを思い出すので自分の部屋では使いたくないです。何か得体の

知れない何かや音声が出てきそうで怖いです。

そして何といってもこのドラマの登場人物達がとにかく個性的で、というか主人公の

カイル・マクラクラン演じるクーパーFBI捜査官を含め変人ばかりですがそれがまた

魅力的だから不思議。リンチ監督もFBI捜査官役で出演していますが、彼が出てくる

場面はコメディぽくてクスっと笑ってしまうことが多いです。また、このドラマに

出てくる女性の俳優さん達が皆美人で特に私はシェリー役のメッチェン・アミックが

好みの顔で見るたびに変わりたい…と思っていましたよ、後半にヘザー・グラハム

出てくるまでは。今でも女性のハリウッド俳優では一番美しい俳優さんだと私は

思ってます。それから忘れてならないのが、トランスジェンダーのFBI捜査官役であの

Xファイルのモルダー捜査官でお馴染みのデイヴィッド・ドゥカヴニーがちょろっと

出てます!Xファイルで有名になる前だったので当時は存じ上げませんでした。

 

後に知りましたがツイン・ピークスのファンの方をピーカーと呼ぶらしく、この

ドラマを観ると無性にドーナツを食べたくなるというピーカーさんが多いですが

私もその一人。このドラマを観る前に必ずコーヒーとミスドのドーナツを用意する

ようになりました。深夜にドーナツ食べながら観てたのによく太らなかったな…

あの頃。。若さかー…溜息。

 次はドラマの後に公開されたローラが殺される前の7日間を描いた話ですが、

何故これを劇場版にした?と思った以外、内容は全く覚えていません。

なのでこれ以上感想もないです、すみません。ネット等でこの映画を「FWWM」と

記されているの見るので何かと思ったら原題が「Twin Peaks:Fire Walk with Me」で

サブタイトルの部分を略した表記だったんですね。直訳すると「炎よ、我と共に

歩め」といった感じでしょうか?「フォースと共にあらんことを」みたいな邦題に

なることを避けるのにはよかったのかもしれないです。正直、観なくていいかも。

 まさか続編が出来るとは思っていなかったので知った時は嬉しくて早く観たい!が

止まらなかったです。アメリカで2017年に放送された全18話のこの続編はファースト

シーズン最終話の最後に現実とも夢とも空想とも違う謎の空間の部屋(赤いカーテン

の部屋)でドラマ上で現実には死んでいるローラがクーパー捜査官(生きてます)に

対して「25年後に会いましょう」と言って終わりましたが、しっかりその流れからの

展開で始まるのもツイン・ピークス好きにとっては嬉しいポイント。

ここから少しだけタバレ的になりますが、映像に関して述べておりまして、ストーリーに関してはあまりネタバレにはなっていないと個人的には思いますが読まれる方によってはネタバレを含んだ表現になりますのでご注意下さい。何も知りたくない!という方は以下より***の部分は飛ばして下さいませ。

 

 

 

ネタバレを含んでる可能性があります!↓

****************

相変わらず難解だし、第8話なんていきなりトリニティ実験の映像が流れるし…よく

日本で放送したなって思ったけど、日本に原爆が落とされたという内容ではないし

大丈夫だったのかな。観ても依然分からないから無くても問題ないように思えたけど

ストーリー上欠かせない演出だったんでしょう、リンチ監督にとっては。いや、

観ていた時は何とな~~~く言ってることが分からなくもなかったけど。

******************

 

さすがに25年も経っていると出演者の年齢も高齢化していて寿命を迎えられてしまい

演出不可能な俳優さん達もおりましたが過去の映像やCGで再現されていたり、偶然

にも撮影後にお亡くなりになられた俳優さんもいらして残念なこともありましたが

新たに登場したキャラクターもドラマを盛り上げてましたし、ほぼ同じ俳優さん達が

同じ役を演じていたのもテンションが上がりました!リンチ監督もですが、まさか

ちょい役だったモルダーも出てくるとはビックリしましたわ。ほんの数分の出演でも

今ではすっかり大物俳優さんなのに当時と同じ役で出てくれたのは嬉しかったです。

 

そして今回もコーヒーとドーナツを用意して観てました。最寄りにあったミスド

撤退してしまったのでクリスピークリームドーナツに変わりましたが。

個人的にはミスドの方が好きです。また近くにお店が出来てくれないかな~

 

と、ざっと全ての感想を述べましたが、まだ観てない方で興味を持たれた方が

いらしたら、長くなってしまいますがファーストシーズンから観ることを

おススメします。映画のマルホランドドライブと似ているので、マルホランド

好きな方はきっとツイン・ピークスも楽しめるのではないかと思います。

 

ずっと前にリンチ監督の映画だったかな?のインタビューで「あなたの映画は

何がいいたのかよく分からないと聞かれるが、私が何を言いたいかではなくて

観た人の感じたことが言いたいことなのです。」と語っていた記事を読んだ

ことがありました。監督が描きたいものがあって作ってもそれを観て何を思い

感じるのかは人それぞれで、どれも間違いではなく、映画ってそれでいいんだ、

これが正しいとか、この映画はこうだと言い切ってしまうより、共感だけでなく

色んな考察や違う意見も楽しもうと思うようになったリンチ監督のお話でした。

 

長くなってしまいましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた~(^^)/

  

 

 

映画「ギルバート・グレイプ」感想 ジョニー・デップが好きで観たけどディカプリオの演技が想像以上でアイドル俳優と思っててごめんね

この映画もかなり有名ですよね?

1993年にアメリカで公開された映画。

ジョニー・デップが好きになったのはいつからだろう?

シザーハンズで有名になったけど、他で彼の代表作って

パイレーツオブカリビアンくらい? 

あ、ジョニーデップ作品で私が好きな映画があったわ!!忘れてた!

そちらはまた次回にでも書きたいと思います。

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「ギルバート・グレイプ」映像特典ダイジェス

 

毎度ざっくりなあらすじを。

食料品店で働きながら重い知的障害を持つ弟アーニー(ディカプリオ)、

二人の姉妹、夫の自殺で家に引きこもり過食症で肥満になり近所の見世物的な

存在になってしまっていた母の生活支えている。ある日トレーラーで祖母と

旅行中のベッキージュリエット・ルイス)と出会うのだが。。。というお話。

 

ここから感想です。ネタバレなしです。

この映画はヒューマンドラマで、これといった大きな出来事もなくわりと

まったりと進んでいくように私には思えた映画なので比較的あれこれ

考えたり、気にしたり等気負いせず観られるのではないかな。

でも、何といってもディカプリオがっ!!!この話もすっかり有名だと

思うけど、本当に知的障害を持った人に見える!えっ!本当にこれ

ディカプリオ???って思うほど見事に演じ切ってる!

カメレオン俳優と言われたデニーロをも超えてんじゃないかと思ったよ。

それまでアイドル俳優的な印象を持っていたけれど、ディカプリオさんに

謝罪します。申し訳ございませんでした。

あと、ドラマのウェイワード・パインズの記事でも触れたジュリエット・

ルイスが若い!!

 

ディカプリオの演技が予想外に上手くてそれ以外のストーリーを私は殆ど

忘れてしまった映画でした。

まだ未見の方がいらっしゃったらディカプリオだけでも観て損はないと

ジョニーデップ好きでも思うのでよかったら今後観たいリストに

入れてみて下さい!

 

それではまた~(^^)/

 

 

海外ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」感想 フランケンシュタインになったマットディロンの話かと思ったけど全然違った

 若かりし頃のマット・ディロン、イケメンだったのに。。。

どうしてフランケンシュタインみたいになってしまったの?

このドラマで久々にマット・ディロンを見てそういうメイクを

してたのかと思ったよ。。 

ということで今回は海外ドラマ「ウェイワード・パインズ 出口のない街」の感想です。

 

まず簡単なあらすじを。

元CIAでSPのマット演じるイーサン、任務中に交通事故に遭い目覚めたら「ここは

どこ?(私は誰かは分かってる)一体何があった?」状態。それもそのはず、ある

人物によって作られた街、そして全ての住民が監視されている「ウェイワード・

パインズ」という街に連れ去られていたのだ。しかもイーサンが交通事故に

遭ったのは2014年なのに目覚めたら4014年て2000年も経っていた。それでも

元にいた場所に戻ろうと街を出ようと奮闘するのだが。。。というストーリー

 

ここから感想になります。ネタバレなしです。

(ネタバレ入れると長くなるのと、視聴してから結構経っていて細かいところは

忘れてしまったので、すみません)

 

正直、感想はタイトルで全て出し切ってしまったように思う。

あのN・ナイト・シャマラン監督が製作総指揮のこのドラマ、あんまり話題には

なってなかったよね。シーズン1ではジュリエット・ルイスも出てた!映画の

ギルバート・グレイプでベリーショートが似合ってて可愛かったな、あの頃は。

ナチュラルボーン・キラーズも好きだわ(いつか感想書きたい)。時間って残酷

よね、面影はあるけど「あの頃と同じ!変わってない」とは決して言えなかった。

この作品を観ていた友人がいて、このドラマの謎の鍵を握る科学者ピルチャーを

演じたトビー・ジョーンズのルックスがあのもののけ姫の歌を歌った日本の

声楽家米良美一さんに似ていると思ったので友人と私は「メーラー」と呼んでいました。

ハリウッド作品でもお見掛けしますが、最近の私のお気に入りのイギリスドラマ

によく出演されているのでイギリス人俳優さんかと。因みに先日書いたポワロさん

の「オリエント急行殺人事件」にも出ていて、映画の方のジョニー・デップ

役どころと同じ役でした。…メーラージョニー・デップ、全然似てない。

 

目覚めたらいきなり2000年後のわりには未来にきたというより、むしろ過去に

戻った感すらあるが、それも理由がちゃんとあるのでご安心を。謎も徐々に

明かされていくのだけど、ドラマの中盤から「え。そっちの方向行くの?」という

展開になっていったが、まぁそれもありっちゃあり?「え。そっち?」は

シャマラン監督作品で時々見る気がする。それどころか有名な映画「シックス

センス」を観た時、最後までオチに気付かなかった私です、はい。映画の冒頭で

すぐに気付いたという夫と友人から「お前の方が”え、なんでだよ”だろ」と爆笑

されたのは置いといて、シーズン2も製作されたし、突っ込みどころももちろん

あるけど割とキレイに完結してくれてて最後まで飽きずにどうなるか楽しみな

ドラマだったな。

 

私のようなにわかSF好きにはそこそこ楽しめる作品だと思うので

未見の方はよかったら観てみて下さい。

(複数の動画配信サービスで提供されていましたが2017年に終了したらしい

ので現在はDVDで視聴するかFOX系チャンネルで再放送を待つかです。少し前に

どこかのチャンネルで放送されてたから当分ないかも?)

 

それではまた~(^^)/

海外ドラマ「ウェントワース女子刑務所」感想 シーズン2まで観た

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FOXチャンネルでウォーキングデッドを観ていた時にCMで流れて知ったドラマ。
オーストラリアのドラマで本国ではシーズン7まで放送していて現在進行中。
当然だがオーストラリアの俳優さん達が演じているので私には馴染みのない俳優さんばかり。

タイトルからして「どうせ女同士の刑務所カーストのトップの奪い合いの話でしょ」と
思っていたので観る気が起らなかったのだが、休みの日に「今ならまだ間に合う!
最終話直前一挙放送」みたいなよくやる一挙放送を流し見していたら、あら?ちょっと面白い?
この先どうなるの?と観始めてすぐに気になって仕方のないドラマになってしまった。

FOXチャンネルで始まったばかりの頃、どの程度人気があるのかとか、本国ではどこまで進んでいて、
どんな俳優さんが出ているのか、とか現在進行形なのかとか知りたくてググってみたら、
huluとFODで既に配信されていて、最新シーズンを配信していたのがFODだったと知ったのはいいが
Googleさん、一番知りたくない情報を思いっきり検索候補の上位に入れてる。
「ウェントワース」と入力した途端、「ウェントワース 〇〇死亡」とか「〇〇降板」って
勝手に検索候補でネタバレするのやめてよっ!!怒
それだけ気になって検索している視聴者が多いってことなんだろうけど。
2021年になってもアナログ全開な私は自分なりに頑張って一応検索候補が出ないような設定に
してみたりしたんだけど、出てこないと不便なこともあって結局戻したよ。。
気になるドラマや映画は検索すべきではない、という結論に今更達した、
遅すぎ。でも知りたくて結局調べる。Googleさん使用の際は自爆覚悟は必須。

DV旦那の殺害未遂で逮捕された主人公ビーが刑務所内でカーストのトップになるべく
奮闘していくのがシーズン1と2のざっくりとしたストーリーだけどそれだけではなく
登場人物も一癖も二癖もあるキャラが多く好きなキャラを見つけるのも面白いし、囚人だけでなく
看守達のゴタゴタやサスペンスもあったり悲劇もあったりと見どころは満載。

ここからはネタバレ含む感想になるのでご注意を!!!
(知ってもそんなに差支えはないかも?未見で視聴を考慮している方は自己責任でお願いします)



シーズン1の1話から刑務所内で看守長が殺されるからビックリした。おまけに犯人や
何故殺されたのかシーズン最終話になるまで囚人の会話の中で少し出てくるがそれでも
全貌がはっきり分からないから知りたいが止まらない(笑)
シーズン1の時点では私はフランキーが好きなキャラだった。スタイルはいいしかっこいいし
美人。フランキーやアヴリル・ラヴィーンのようなパンキッシュっていうの?なメイク
(目の周りが黒っぽいアイシャドー)に憧れていて真似してみたら映画「呪怨」の俊雄君に
なったのは私が平たい顔族だからなのかそれ以前の問題なのかは謎だが、そんな私の顔を見て
フランキーやアヴリルみたい♡なんておっしゃる方がいたら眼科へ直行して下さい。

シーズン1はフランキーとジャックスの抗争がメインだが、シーズン2ではビーが頭角を現し
フランキーの影が薄く感じたよ。。
だがしかし!新しく収容されてきた受刑者にトランスジェンダーの方がいて
そうか~、そうだよね~、でも日本だったら戸籍も変えてないと難しそうだな
と感心しながら、俳優さんの演技も素晴らしいので好きなキャラになった。
新しい看守長もまた強烈なキャラだしシーズン3が早く観たい。。。
勿体ぶってないで早く放送してよ、FOX!!

因みに私の周りにしては珍しくこのドラマのシーズン1だけを観ていた友人がいて、
二人でジャックスを「(洋風)上沼恵美子」と呼んでいました。
極妻演じられる俳優さんでも上手くハマりそうだけど、意地の悪さのイメージで
上沼さんが友人と私にはヒットした。
日本でリメイクすることがあったらジャックスは是非上沼恵美子さんでお願いしたいです。

よく海外ドラマのキャスティングを日本人にしたら~という書き込みに対して
そんな事すること自体ナンセンスだという否定的な意見も勿論見る。
けれども「24 JAPAN」という海外ドラマ好きにとって一番あり得ない
だろうと思われたドラマがリメイクが製作され放送されているのでこの先も
何があるか分からないよ~?

90年代頃の日本のドラマで、いわゆる「トレンディードラマ」と
呼ばれた人気ドラマもオリジナルは海外ドラマや映画だったなんてこと
よくあったよね…だから何?面白きゃいいじゃんって話だけど。
今のように情報が得られなかったから詳しい人にしかあまり
知られなかっただけだと思うけど。それでもその頃のドラマの方が
上手いこと日本版にリメイクされてたと思うのに「24 JAPAN」は何故に。。

また脱線したので戻します。



目指したのはこんなメイク↓ フランキー
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出来上がりがこちら↓

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呪怨の俊雄君 ご参考までに

それではまた~(^^)/

海外ドラマ「名探偵ポワロ 」(デビッド・スーシェ版)感想 ストーリー以外の魅力に取り付かれた稀な作品

彼女の名前を知らない人はいないと言っても過言ではないサスペンスの女王と言われる、
アガサ・クリスティ。私が初めて読んだアガサ・クリスティ作品は、これまた有名な
そして誰もいなくなった」何度も映像化されている人気の高い作品だが、この作品を
読み終えた時「このトリック、、、ズルい!!こんなやり方汚い!!もう二度と彼女の
作品は読まない!」と怒りしか湧かなくてそれ以来すっかり読まず嫌いが定着してしまった。
今考えると、そういう感想を持たせるのもアガサの思惑でまんまと釣られたのではないか、
と思うようになった。少しは成長したかな、私(笑)

ということで今回は1989年から2013年にかけてイギリスで放送されたイギリスドラマで原作の
ポワロ像に一番近いと言われたデビッド・スーシェ演じる名探偵ポワロシリーズについて。
この名探偵ポワロシリーズは日本ではNHKで放送されご存知の方も多いと思いますが、
何よりストーリーではなくポワロを筆頭に彼を取り巻くレギュラー陣が魅力的なのとファッションや
調度品等のインテリアに関して知識は全くないが興味を持ったのでストーリーや声優さん等に
ついては殆ど省かせて頂くのでご理解下さいませ。

名探偵ポワロ 全巻DVD-SET

そうは言ってもドラマの概要を少し。
1話完結、シリーズ初期は1時間の短編でしたが、中期以降は2時間の長編ドラマになっています。
ベルギー人だがイギリスに移住し探偵業を営んでいる。
アシスタント?ポワロさんを手伝う良き友人?の元兵士で大尉だったヘイスティングス
事務的なアシスタントに前髪が個性的なヘアスタイルのミス・レモン。ロンドン警視庁
ジャップ警部から捜査の協力依頼もされる。
劇中でこの3人が「ポワロさん」と呼ぶのでいつしか私もポワロさんと言うようになってしまった。
それにしてもいつもスーツ姿のポワロさん、寝る時以外ずっとスーツで疲れないんだろうか?
「ノン!あなたは何もわかってらっしゃらないのですねぇ。紳士たるものスーツを着こなすのが
マナーですよ!」とか言われそうw

先ずこのドラマに惹かれた理由ですが、
アガサが執筆活動をしていたのが1900年代の初頭頃から1970年代の中期頃らしく、名探偵ポワロの年代設定がドラマにおいては1935~36年なのだが、最初にこのドラマを観た時、ポワロさんの住居の家具がレトロ感を感じさせないデザインで現代版にリメイクされたドラマと思ってしまったほどお洒落に感じたこと(私が家具や調度品に無知なので詳しい方は最初から分かると思いますが)。因みにドラマ内で見る自動車がものすごいクラシックカーだったので時代設定を再確認した。
登場するご婦人たちの衣装には今現在でも通用するようなお洒落なファッションが多いこと(歴史は繰り返すとは言いますが、昨今流行りのファッションも60~80年代に流行ったような割とレトロな感じなので)。
イギリス料理は美味しくないと聞くがティータイムに使われているカップ&ソーサー等の食器も素敵だし、ベルギー人のポワロさんが食すベルギー産のチョコレートが美味しそうに見えて仕方がないこと。いつも飲んでいる安っい紅茶やコーヒー、カップを変えたら少しは美味しくなるんじゃないかと思ったり。。奮発してちょっと高級なものを買ったところで割ってしまうのが怖くて使えないままで劣化していくのがオチだけど(笑)
観始めたのがドラマの中期頃からで重い話しも多くなっていたが、初期を観たらわりとコミカルでお茶目なポワロさんが可愛かったから。素敵なティーカップ(コーヒーカップでもいい)が欲しい今日この頃です。
とまぁざっと思い浮かんだことをとりあえず並べてみた。

ここからはドラマに関する感想になるがネタバレはほぼないので知りたくない方はご安心を。
未だに内容は覚えていてもタイトルが覚えられないが、ポワロさん含むアガサ・クリスティーのドラマのエピソードのタイトルは童謡のマザーグースから引用されているものが多くマザーグースに馴染みのない私は調べること必須だったがインパクトのあるタイトル以外はやはりすぐ忘れる。

全シーズン視聴したが、中期から徐々に内容が重くなってきてコミカルなポワロさんはほぼ見られなくなる。全シーズンを観て、何度も映画化されているかの有名な「オリエント急行殺人事件」がポワロさんシリーズとドラマで初めて知った。
というのも前述したがアガサ作品を敬遠していたのと、そもそもリアリティのないトリックの推理小説が好きではない。緻密に計算された殺人なんて滅多にないだろうし、アガサ・クリスティー作品の殺人事件の動機は時代背景が大きく関係していると思うが殆どが財産の相続目当てか愛憎によるものなのでトリックは違えど動機がマンネリ化して犯人が割とすぐに検討がついてしまうことが多いからだ。恥ずかしながらポワロさんを好きになるまで観ようとも思わなかったのだ。オリエント急行はかなり後期の作品なので正直言ってドラマ全体が重くてある意味終盤に向けてのポワロさんのキャラの転換期になっているのではないかと思う。ポワロさんの正義感に対する葛藤が描かれていて表情が険しく少し怖い。だがストーリーは見事に私の予想を裏切ってくれたのでポワロさんの中で一番好きな作品になった。因みにジョニーデップが出ている映画バージョンよりこちらのポワロさんの方が個人的には断然おススメ。ジョニーデップは大好きな俳優さんなんだけど。
ファイナルシーズンの最終回はより重くなっていて、ポワロさんファンも観るのに躊躇する方が割と多いという意見を目にするがまだ観てない方はポワロさんの最後を是非見届けて欲しいです。

あ、日本で買える美味しいベルギー産のおススメのチョコレートがあったら教えてください♪

それではまた~(^^)/

海外ドラマ「クリミナルマインド」シーズン14までを見終わって

ここ十数年で動画配信サービスというものが広く普及して色々な海外ドラマが気軽に観られるようになった。
年をかさねる度に時間が経つのが本当に早く感じるわ。
毎年時間だけが自動的に四倍速にされている気がする。

さて、今回は私が好きな海外ドラマで最も愛すべきドラマである「クリミナルマインド」について。
話したい、書きたい、伝えたいことがたくさんありすぎで、大切なドラマだから片思いの相手の
ようにそっと自分の中だけで想っていようと考えていたが、これから観てみようかな~と迷う方が
いたら指標として少しでも参考になればと思ったのと(メインキャラクターについてのネタバレに
関しては読んだらすぐ忘れて下さい)、シーズン15で終了なので思いきって書くことにした。
出来たらシーズン15は1話ずつ書きたいし。

初めて観たのは確か土曜日の深夜にテレ朝でシーズン2が放送されていたのを観てよくある
フーダニットでもないしホワイダニットとも違うサスペンスドラマで、事件の解明に
プロファイリングを用い、犯人の行動を先読みして犯人を捕まえるというアプローチが
新鮮だったのと、またまた好きなドラマ(どんだけ観てるんだよ)「ダーマ&グレッグ」の
グレッグ役のトーマス・ギブソンが出ていて、コメディドラマのダーマ~の時とは真逆の
キャラを演じていてそのギャップに惹かれた。本当にギャップに弱い私。

そして観始めが地上波で吹き替えだったためこのドラマは私は吹き替え派である。
時々字幕でも観るが俳優さんの声と声優さんの声が似ていてとてもマッチしているので
どちらで観ても違和感がなく、私はこのドラマはむしろ吹き替えの方が好きだ。
特に吹き替えのリードの声や話し方が好き。日本でのリード人気の一端を担っていると思う。

このドラマも基本1話完結型。1シーズン大体23~4話(確か打ち切りが囁かれるようになったシーズン14はその半分のエピソード、ファイナルは10話で完結)でシーズン最終話は次シーズンの1話目に跨ぐクリフハンガーもある。
なので毎回新シーズンが始まるのが気になって仕方ないがまたそれも後一興。
因みにスピンオフドラマも2作製作されたがどちらも本家には及ばないどころか駄作過ぎて打ち切りで
終わっている。ネット上で"黒鶴瓶 "(本当によく思い付くネーミングセンス、どなたか私に下さい)と
呼ばれているフォレスト・ウティカー主演のスピンオフドラマ「もう一つのBAU レッドセル」は
個人的にはそんなに悪いとは思わなかったんだけどやっぱり本家には及ばず。

このドラマが多くの人に愛される、好まれる理由はストーリーはもちろん、登場人物のキャラクターが各々際立っている点だと勝手に推測する。途中でメンバーが出たり入ったり入れ替わるが、主にFBIに実在するBAU(犯罪行動分析課)という捜査班のメンバーでいつでも冷静沈着なリーダーのホッチナー(通称ホッチ)、イケメン天才の数学と科学と工学だっけ?の博士号を有し飛び級でFBIに入局したメンバー内で一番の若手のDr.リード、肉体派(個人的にドア蹴り担当と思っている)のモーガン、スマートで美人で優秀、後にプロファイラーとなる広報担当のJJ、姉御肌で悩みも相談出来て頼れる皆の姉さんプレンティス、元ブラックハッカーでFBIのシステムに侵入したのをきっかけにFBIにスカウトされホワイトハッカーに転じた情報分析担当のいつもド派手なファッションでカワイイが大好きむっちりわがままボディーのガルシア、BAUの創設者の一人で伝説のプロファイラーで出版している本の印税で豪邸に住む離婚歴3回の最年長ロッシ。誰一人抜けて欲しくないメンバーだが、ドラマが長期になると降板する俳優ももちろん出てくる。一番ショックだったのが脚本が気に入らなくて脚本家だかプロデューサーに蹴りを入れるという暴行をやらかしてホッチ演じるトーマス・ギブソンが降板させられたこと。ネットでも「ホッチのいないクリミナルマインドなんてイチゴのないショートケーキだ(観たくない)」という意見も多かった。脚本家が変わりストーリーも劣化し始めてたところにこの降板劇で視聴率が下がったのは否めない、決して嘘ではなかろう。シーズン12が始まってすぐのことだった為、辻妻あわせで「ホッチが過去に捕まえた凶悪犯人に息子共々狙われたため息子のために証人保護プログラム使うからチームを去ることになった」とドラマ内でロッシからサラッと語られ消えた。
ホッチの他にも既に去っているメンバーもいてシーズン14では既に後釜としてCSIマイアミのデルコ役でお馴染みのアダム・ロドリゲスとスピンオフの国際捜査版に出ていたダニエル・ヘニーが国際捜査班からBAUへ転属という形でレギュラー陣の仲間入りしてます。

そんなこんなでシーズン15で終了が決まり(WOWOWでは既に放送済み)、良く言えばよくぞ15まで続けてくれました、ありがとう!だけど完走したらまた楽しみが減り強烈な寂しさに襲われるのがもう怖い。
Xファイルのように思い出深いエピソードもいくつもあるし、BAUは基本的に猟奇的殺人や連続殺人といった特殊な事件しか扱わないため犯人の殆どがサイコパスなので動機がどうのってより衝動や欲望で殺人を犯すので事件そのものが不気味だったり怖いのだが時にホロッとしてしまう切ないエピソードや重い話もいくつかある。実話ベースのエピソードもあるし、実在する凶悪犯のこともドラマ内で名前と一緒に語られることもある。犯人役で有名な俳優さんがゲスト出演することも多くそれもまたこのドラマの楽しみの一つである。

ここまででも既に長文だがこのドラマの魅力についてまだ半分ほどしか語れていないと思う。
だが!疲れてきたので一旦締めます。
スパドラでシーズン15が始まったら1話から感想を書いていきたい次第です。
(大事なことだから2回言った)

それではまた~(^^)/

海外ドラマ「マニフェスト」シーズン2までの感想

スパドラでシーズン2まで放送済みのこのドラマ
突っ込みどころ満載だけどSFサスペンスなので何気に好きで観てます。
どうやらシーズン3が本国で始まるらしい。
好きだったドラマがことごとく終了しているからちょっと楽しみ。

家族旅行でジャマイカへ行った主人公ミカエラと兄のベンとその家族達(いや、主人公はベンかも。どっちでもいいわ)。帰りの飛行機でミカエラとベン、ベンの息子のカルは他の家族とは別に一足遅い828便でニューヨークに戻ることに。乱気流に遭遇はしたが無事に3時間の飛行を終え空港に降りたら地上では既に5年半の月日が過ぎていた‥ところから始まるストーリー。

この手のストーリーが大好きで製作総指揮にロバート・ゼメキスだし予告のあらすじを見て絶対観ようと決めたドラマだったけど、突っ込みどころ多過ぎだし重要と思われたパートがいきなりなくなったりロバート・ゼメキスさん、ちゃんとお仕事してますかー?「全米視聴率No.1」てキャッチコピーが欲しい為に名前だけ貸しちゃった系なのー?(大抵はこっちだろうね、大人の事情はよく知らないけど)な展開になってきたよ。

マニフェスト」って、政治で使う公約とか宣言って意味だけではなく、表れる、明らかになる、具現化する、(船の)荷物や乗客名簿って意味があるらしい。
このドラマの場合、乗客名簿って意味なのかなー?数学者でもあるベンは乗客全員を記憶するほど抜群な記憶力の持ち主でMy乗客名簿と関係図作っちゃうし。いつ聞いてもダッサいな~と思う「呼び掛け」(字幕だと"コーリング"って言ってるけど吹き替えだと"呼び掛け"になってる)と呼ぶ828便の乗客達だけに共通して起こる謎の現象のこともあるから具現化するも含みそうな気もするんだけど。ま、いっか(笑)


ここからネタバレ含む感想なのでご注意を!!




シーズン1は飛行機乗ったら3時間後には自分を取り巻く環境が一辺してて、ミカエラは婚約者が自分の親友と結婚してるわ、白血病で余命幾ばくもなかった10歳のカルは画期的な治療法があるわ双子の妹は高校生になってるわ、ベンに至っては嫁が満面の喜びではない感じ‥後に恋人の存在発覚するわで地上では行方不明で死んだと思われてた人達がいきなり5年半後に現れるからそりゃ皆戸惑うよね、これからどうやって関わっていけばいいの?ってなる人間関係も気になって観てたけどシーズン2になっても最大の謎の欠片も不明なままでクリフハンガーで終わって、このまま打ち切りだったらどうしよう。。消化不良ドラマを量産しないでーと願っていたから朗報だがシーズン1で軍絡みの謎の組織に追われいてたはずの件もまるでなかったかのようになってるし、死ぬはずの人は生き返るし、謎残し過ぎ&放置だったから意図があってのエピソードのスルーだとしても娯楽のために観てるのにモヤモヤさせられ過ぎて精神衛生上良くないよー、視聴者離れるよー、良い子の皆は中途半端なドラマを作るような大人にならないでねー♪‥注意喚起の意味が違うケドネ‥といいたくなる残念なドラマに成り果ててたからね。。

それにしてもミカエラ、角度によって美人だったりそうでなかったり色んな顔に見えるから不思議。
兄のベンは360℃イケメンだと思うし、頭が良くて優しくて良い夫だし子供達にとっても良きパパなのに嫁が何かにつけてウザかったり、ちょっと何やってるのかよく分からないって言いたくなるのはアメリカではお約束なの?
ネット上では松たか子に似ていると言われている828便の乗客で科学者でもありベンとミカエラと共に828便の謎を追うザンビというインド人?の女性、ベンと(嫁とは別れて)くっついて欲しいわ~、と思ったらシーズン1の終わりでザンビがベンに好意を寄せてる発言してたのにシーズン2では同性愛者だったからベンとの恋愛、はい、消えたー。バイセクシャルならあり得なくもないかもだけど。
ザンビ‥他にもやらかしてるしキャラが崩壊してきてる。
おまけに可愛かったカルも自分が思うようにならないと癇癪起こすク◯ガ◯になってるし。。
シーズン3ではキャラを戻してくれていることを期待。

私の文章も崩壊してきて支離滅裂。。
ちょっと休もうかな~

ではまた~(^^)/