ドラマと紅茶

ご覧頂きありがとうございます!映画と海外ドラマの簡単な感想と日々の出来事について少し 流行りには疎いです

海外ドラマ「クリミナルマインド」シーズン14までを見終わって

ここ十数年で動画配信サービスというものが広く普及して色々な海外ドラマが気軽に観られるようになった。
年をかさねる度に時間が経つのが本当に早く感じるわ。
毎年時間だけが自動的に四倍速にされている気がする。

さて、今回は私が好きな海外ドラマで最も愛すべきドラマである「クリミナルマインド」について。
話したい、書きたい、伝えたいことがたくさんありすぎで、大切なドラマだから片思いの相手の
ようにそっと自分の中だけで想っていようと考えていたが、これから観てみようかな~と迷う方が
いたら指標として少しでも参考になればと思ったのと(メインキャラクターについてのネタバレに
関しては読んだらすぐ忘れて下さい)、シーズン15で終了なので思いきって書くことにした。
出来たらシーズン15は1話ずつ書きたいし。

初めて観たのは確か土曜日の深夜にテレ朝でシーズン2が放送されていたのを観てよくある
フーダニットでもないしホワイダニットとも違うサスペンスドラマで、事件の解明に
プロファイリングを用い、犯人の行動を先読みして犯人を捕まえるというアプローチが
新鮮だったのと、またまた好きなドラマ(どんだけ観てるんだよ)「ダーマ&グレッグ」の
グレッグ役のトーマス・ギブソンが出ていて、コメディドラマのダーマ~の時とは真逆の
キャラを演じていてそのギャップに惹かれた。本当にギャップに弱い私。

そして観始めが地上波で吹き替えだったためこのドラマは私は吹き替え派である。
時々字幕でも観るが俳優さんの声と声優さんの声が似ていてとてもマッチしているので
どちらで観ても違和感がなく、私はこのドラマはむしろ吹き替えの方が好きだ。
特に吹き替えのリードの声や話し方が好き。日本でのリード人気の一端を担っていると思う。

このドラマも基本1話完結型。1シーズン大体23~4話(確か打ち切りが囁かれるようになったシーズン14はその半分のエピソード、ファイナルは10話で完結)でシーズン最終話は次シーズンの1話目に跨ぐクリフハンガーもある。
なので毎回新シーズンが始まるのが気になって仕方ないがまたそれも後一興。
因みにスピンオフドラマも2作製作されたがどちらも本家には及ばないどころか駄作過ぎて打ち切りで
終わっている。ネット上で"黒鶴瓶 "(本当によく思い付くネーミングセンス、どなたか私に下さい)と
呼ばれているフォレスト・ウティカー主演のスピンオフドラマ「もう一つのBAU レッドセル」は
個人的にはそんなに悪いとは思わなかったんだけどやっぱり本家には及ばず。

このドラマが多くの人に愛される、好まれる理由はストーリーはもちろん、登場人物のキャラクターが各々際立っている点だと勝手に推測する。途中でメンバーが出たり入ったり入れ替わるが、主にFBIに実在するBAU(犯罪行動分析課)という捜査班のメンバーでいつでも冷静沈着なリーダーのホッチナー(通称ホッチ)、イケメン天才の数学と科学と工学だっけ?の博士号を有し飛び級でFBIに入局したメンバー内で一番の若手のDr.リード、肉体派(個人的にドア蹴り担当と思っている)のモーガン、スマートで美人で優秀、後にプロファイラーとなる広報担当のJJ、姉御肌で悩みも相談出来て頼れる皆の姉さんプレンティス、元ブラックハッカーでFBIのシステムに侵入したのをきっかけにFBIにスカウトされホワイトハッカーに転じた情報分析担当のいつもド派手なファッションでカワイイが大好きむっちりわがままボディーのガルシア、BAUの創設者の一人で伝説のプロファイラーで出版している本の印税で豪邸に住む離婚歴3回の最年長ロッシ。誰一人抜けて欲しくないメンバーだが、ドラマが長期になると降板する俳優ももちろん出てくる。一番ショックだったのが脚本が気に入らなくて脚本家だかプロデューサーに蹴りを入れるという暴行をやらかしてホッチ演じるトーマス・ギブソンが降板させられたこと。ネットでも「ホッチのいないクリミナルマインドなんてイチゴのないショートケーキだ(観たくない)」という意見も多かった。脚本家が変わりストーリーも劣化し始めてたところにこの降板劇で視聴率が下がったのは否めない、決して嘘ではなかろう。シーズン12が始まってすぐのことだった為、辻妻あわせで「ホッチが過去に捕まえた凶悪犯人に息子共々狙われたため息子のために証人保護プログラム使うからチームを去ることになった」とドラマ内でロッシからサラッと語られ消えた。
ホッチの他にも既に去っているメンバーもいてシーズン14では既に後釜としてCSIマイアミのデルコ役でお馴染みのアダム・ロドリゲスとスピンオフの国際捜査版に出ていたダニエル・ヘニーが国際捜査班からBAUへ転属という形でレギュラー陣の仲間入りしてます。

そんなこんなでシーズン15で終了が決まり(WOWOWでは既に放送済み)、良く言えばよくぞ15まで続けてくれました、ありがとう!だけど完走したらまた楽しみが減り強烈な寂しさに襲われるのがもう怖い。
Xファイルのように思い出深いエピソードもいくつもあるし、BAUは基本的に猟奇的殺人や連続殺人といった特殊な事件しか扱わないため犯人の殆どがサイコパスなので動機がどうのってより衝動や欲望で殺人を犯すので事件そのものが不気味だったり怖いのだが時にホロッとしてしまう切ないエピソードや重い話もいくつかある。実話ベースのエピソードもあるし、実在する凶悪犯のこともドラマ内で名前と一緒に語られることもある。犯人役で有名な俳優さんがゲスト出演することも多くそれもまたこのドラマの楽しみの一つである。

ここまででも既に長文だがこのドラマの魅力についてまだ半分ほどしか語れていないと思う。
だが!疲れてきたので一旦締めます。
スパドラでシーズン15が始まったら1話から感想を書いていきたい次第です。
(大事なことだから2回言った)

それではまた~(^^)/