ドラマと紅茶

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映画「ゴッドファーザーⅢ」感想 酷評されたpart3がこのシリーズで一番好き

またまた大作の感想です。ゴッドファーザー、3部作全部観ましたよー

過去に1作ずつ鑑賞しましたが、ある日シネマチャンネルで全作ぶっ通しで

放送されることを知ったので何なら続けて観た方が分かりやすいかと思い

鑑賞してみました。なのでその日はゴッドファーザーを観ただけで終わりました。

おまけに目は充血するし痛いし、そのせいで頭痛まで出るし。。。でも観たw

 

ゴッド・ファーザー PART3 (字幕版)

ゴッド・ファーザー PART3 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ゴッドファーザーといえばこの人!!Ⅱで大好評だった彼ではありません!!

マイケルを演じるアルパチーノ、大好きです!!

よく比較されるデニーロ(因みにⅡの主役)よりも断然パチーノ派です。

デニーロ対パチーノ論争は昔からあり、個人的に思うこともあり書きたいのですが

長くなるのでまた別記事で書きたいと思います。

 

簡単なあらすじって言っても説明するまでもないと思うのでいつもと同様省きます。

いや、だってよくあるマフィアのお話と言ってしまえばそれまでなんで。

というか有名なんで言うまでもないというのが私の正直な見解です。

マフィアのコルレオーネ・ファミリーのお話。

シーズンⅢは1990年にアメリカで、1991年に日本で公開され、Ⅰの主演のマーロン・

ブランド演じるドン・コルレオーネの次男のマイケル・コルレオーネをアル・パチーノ

が演じマイケルがメインのお話です。

今回はネタバレなしでは書けないのでネタバレありです。

ネタバレ禁止の方はご注意を!

 

泣ける映画を言えと言われたら間違いなく私はこの映画を挙げます。

この映画が酷評される理由の一つとしてマイケルの娘役を演じたこのシリーズの

監督でもあるフランシス・フォード・コッポラさんの、現在では映画監督で

有名な実娘のソフィア・コッポラさんの演技が残念だったこともあると思います。

ご本人も自覚があったのでしょう、監督の方がいいと私も思います。

 

それでも以前にも書きましたが「父と娘」の話に弱い私は映画館で観て号泣。

周りを見たら泣いてるのは私だけで、当時まだ付き合い始めて日が浅かった現在の

夫と鑑賞していて、「え?もしかして泣いてる?何で泣いてるの?ちょっと俺が

泣かせたみたいな感じも何だから早く出ようか」と言われたほど誰も泣いていなかった

です。「えっ!だってパパが狙われてたのに娘が流れ弾に当たっちゃったんだよ?

娘が死んで嗚咽するアルパチーノ…いい年したおっさんが公衆の面前で泣くんだよ?

あんな泣き方されたら泣くよ!!!あんな男泣き、しびれる!えーー」と力説する

私をそそくさと移動させた夫でした。

それはさておき。あのアル・パチーノの嗚咽シーンがものすごく印象的でなんて

迫力のある演技をする俳優なんだろうと若かった私は感銘してしまいました。

それだけではなく、マイケルの一生でもあるので年を老いていく様もリアリティが

あり、え?この人70代じゃないよね?この人の実年齢はいくつだろう?と思った

ほどでした。娘が銃弾に撃たれるシーンだけでなく、マイケルの哀愁漂う最後も

一人の男性の侘び寂びみたいなこともまるで分からない小娘だったけど何故か

とにかく感動しました。マフィアのボスとして成り上がったマイケルもファミリーの

衰退と共に彼自身も小さくなってしまって見えることに何か私なりに感じたので

しょうね、きっと。そういったことを何も考えていない小娘だった私に感じさせた

アル・パチーノさんでもあるので個人的に偉大な俳優の位置づけになってます。

 

またソフィア演じるメアリーの恋人のヴィンセントを演じたアンディ・ガルシア

カッコよくて惚れました。二人で厨房でニョッキを作りながらイチャイチャする

シーンは映画「ゴースト」のデミ・ムーアの陶芸シーン(彼が後ろから抱きしめる

私が勝手に名付けた”後ろから攻めるパターン、略して後ろ攻め”)をもしかして

ゴーストから借りた?と思いながらも自分もキャーとなったよ。。そんな時代も

あったねと~ってホントそうだよね。

戻します。ちょっと待って!メアリーとヴィンセントって従兄妹だよね?え?

直系でなくても血が繋がってるよね?親戚だよね?んー、、、昔はそういうことも

よくあったのかもしれませんがお別れする結末になってよかったと思いました。

どちらにしろこちらのお話はオマケ的でメインはアル・パチーノなのでメアリーが

撃たれてもマイケルにしか同情しなかった私でした。

 

以上、酷評されても私にアル・パチーノの演技の魅力を教えてくれた映画と

いうのが感想でした。

ゴッドファーザーといえば「愛のテーマ」という曲を聴けば誰しも一度は耳に

したことがあろう曲、いい曲です。悲しいことがあると勝手に頭の中で流れます。

 

あ。肝心なことを忘れてました!私の愛するクリミナルマインドに出ている

ロッシ役のジョー・モンテーニャさんが出てました!現在は髪と髭が白髪になった

くらいで見た目は殆ど変わっていなったのですぐ分かりました。元々老け顔だった

のか、現在が若く見える方なのかは分かりません。

 

それではまた~(^^)/