映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」感想 世の中には応援し難いこともある
ちょっとハイペースな更新なので近い内にしわ寄せが来そう。。
今回も苦手な映画編です。その③
こちらも言うまでもないので色々省きますが、この映画は好き嫌いが結構はっきり分かれるらしいです。
そりゃそうでしょうね、これでもかってほど救いのないストーリーだから。
ハッピーエンドを好む方に苦手な方が多いのかな?
それとも話がダーク過ぎて観ていて気が沈むから?
もしくはミュージカル仕立てが嫌いとか?
私の場合は↑のどれにも当てはまりません。
一言で簡単に言うとビョークの演技が苦手だから。
ビョークは歌手という以外殆ど知らないし、映画を観ても演技が下手だとも思わない。
ただ歌手としてのビョークにも感じるんだけど、彼女って俗にいう「不思議ちゃん」な雰囲気が
漂っていて、それがビョーク演じるセルマにも出てしまっているからだと思う。天然の不思議ちゃんって
本当にわけが分からなくて一緒にいたら疲れるんです、見ているだけでも疲れるんです。
逆に彼女が醸し出すその不思議な雰囲気が魅力的でこの映画の魅力の
要素でもあるのかもしれないけれど。
ルックスはさておき性格ブスな私はビョーク演じるセルマを観ていると何故か"もっと落ちるとこまで
落ちてしまえ"と思ってしまう。どん底まで落ちたら這い上がるしかないからではない。セルマはまるで
好んで落ちていっているドMのように見えてならないからだ。
映画を通してもそう望んでいるとは決して思えないが。
どんな不幸に見舞われようとも私は前を見て頑張って生きる!という健気で善良な人物よりもダース・ベイダーの
ように闇落ちして別の意味で覚醒してやられたらやりかえしてやる!というヒールに徹する人物の方が好きなんだな、
きっと。その方が人間らしい感じがする。ヒールではない半沢直樹だってやられたら倍返しするんだし。
というわけで、私の性格ブスが露見してしまったけれどあくまで映画の話なんで!
リアルでは怖い人に絡まれたらすぐさま逃げて仕返しなんてとても出来ないビビりですからーーー!
「人を呪わば穴二つ」がモットーですからーーー!
それではまた~(^^)/