ドラマと紅茶

ご覧頂きありがとうございます!映画と海外ドラマの簡単な感想と日々の出来事について少し 流行りには疎いです

映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」 感想 タランティーノさんは激おこしたみたいだけど評判よいし賞も取ったし私もお気に入りです

 1994年にアメリカで、日本では1995年に公開された映画。

オリバー・ストーン監督、原案がクエンティン・タランティーノで確か

タランティーノが映画「俺たちに明日はない」をオマージュしたとか何とか。

原案っていうのも、オリバー・ストーン監督がタランティーノさんの脚本を

結構変えちゃってタランティーノさんが激おこしちゃったんだよね。

因みに「俺たちに明日はない」も私は好きです。「キル・ビル」も好きです。

オリバー・ストーン監督の映画「プラトーン」も好きです。

んー、何だかバイオレンスな映画が好みと思われそう。。。

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父親から虐待を受けていたジュリエット・ルイス演じるマロニーちゃんじゃなくて

マロリーちゃん、お肉屋さんで働くミッキーくん(演じるウディ・ハレルソン

他であんまり私が観てない俳優さんな気がします)と出会い、恋に落ち、両親を殺した

マロリーちゃんとミッキーくんは殺戮しまくりの愛の逃避行をします、というお話。

 

今回はネタバレなしで感想を書けそうなのでネタバレなしです。

タイトルを見ても、あらすじからしてもバイオレンス臭がプンプンしますが

暴力的な二人のラブストーリーだと私は思っています。

だからと言って暴力には決して賛成しませんし、殺人なんてもっての他です。

ですが、上手く言えないんですが、生まれながらにして殺人という行為に快感を

覚えてしまう二人が出会ってしまったら起こるべくして起こったであろうと思う

出来事と、自分たちの欲望に素直に従って生きる二人が何故か活き活きして見えます。

二人のしていることは許されないことだし、責められてしかるべき行為なんですが

この映画を観ていると私の中では野蛮なんだけど憎めない二人になってしまっている

から不思議。何なのこの感覚。もしかしたら私だけではなく、誰しも心の奥底に

似たような欲望もしくは本能のようなものがあるのかもしれない、とさえ考えたり

してしまいました。実際にそんな欲望あるかと聞かれたら全くありませんが、この

映画を観て、この映画を好きだと思う自分に全くないと言い切れるのか?自分が

気付いていないだけで本当は潜在意識ではあるのかもしれないと自問自答したり

します。答えは出ませんが。

 

因みに、クリミナルマインドでこの映画とそっくりなエピソードがあるのですが

そちらは何故かマロリーちゃんとミッキーくんにあたるカップルに全く共感も

しないし、それどころかマロリーちゃんもどきにはイライラしましたし、しっかり

裁きを受けろ!と思いました。見せ方(俳優さんも関係あるのかな?)を変えると

腹立ちさえ覚えるストーリーになるんですね。監督と脚本、大事だわ。

約2時間で描かれるのと約50分足らずで描かれるのとは違うとも思いますけど…

(クリミナルマインドのフォロー)

 

とはいえ、フィクションなので娯楽として楽しむストーリーとして割り切って

鑑賞するのがベターだと思います。

ジュリエット・ルイスの画像を載せたかったのですが、著作権フリーな画像が

よく分からなかったので小さいですがこちらのDVDのパッケージで勘弁して

下さいませ。

何か悪い顔してるな、ジュリエット・ルイス

 

それではまた~(^^)/