ドラマと紅茶

ご覧頂きありがとうございます!映画と海外ドラマの簡単な感想と日々の出来事について少し 流行りには疎いです

映画「ラ・ラ・ランド」感想 賛否両論みたいだけど私は否定派です!

 2016年にアメリカ、2017年に日本で公開された映画で数々の賞を受賞した

ライアン・ゴズリングさん主演の有名なミュージカル映画です。

 

タイトルだけを書いて、本文を書かずにうっかりアップしてしまいして申し訳ございませんでした。

にも拘わらず、スターをつけて頂いたりコメントを下さり本当にありがとうございます!!

 そしてまたやらかしてしまいました。。間違って更新をクリックしてしまい、スター

をつけて頂いたのに、ブックマークをして頂いたのに消えてしまいました( ;∀;)

以後気を付けます。本当に申し訳ございませんでした。

 

サスペンスでもないし、毎度のことながら有名な作品なのであらすじも省きながら

ネタバレありで感想を書きます。

つまらなさ過ぎたので酷評します、好きな方すみません。

とりあえず言いたいことを書かせて下さい。

ラ・ラ・ランド(字幕版)

ラ・ラ・ランド(字幕版)

  • 発売日: 2017/05/26
  • メディア: Prime Video
 

私はミュージカル映画が嫌いなわけではありません。

苦手な映画「サンサー・イン・ザ・ダーク」もミュージカルが好きではないからでは

ないし、邦画の「嫌われ松子の一生」は好きですし、ディズニー映画でもアナ雪や

ラプンツェル等も好きです。有名なところでは「シェルブールの雨傘」も好きです。

ミュージカル映画ではないかもしれませんが特別QUEENのファンというわけでもあり

ませんけど、映画「ボヘミアンラプソディー」は大好きです。

 

この映画は高評価だったので観てみましたがどこが良いのかさっぱり分かりませんでした。

冒頭の高速道路の渋滞での歌のシーンから嫌な予感がしてきましたけど、そこは入口と

いうことで置いといて、とにかくストーリーが雑というかいわゆるノイズというやつ

がない分展開は早いのかもしれませんし、男女の喧嘩にありがちなノイズは時として

「うぜぇぇぇ!」と思うこともあるので良し悪しがありますが、この映画に関して言えば

台詞でも歌でも説明がないところが多いので感情移入が出来るところがない。そのうち

きっと面白くなるんだ、と展開を期待して頑張って観たけど最初の予想を裏切らない

まま終わっちゃいましたよ。。。

 

それでもミュージカル映画だというなら歌とダンスが重要になってくるけれど、この

主演のお二方は歌手でもダンサーでもない俳優さんで、この映画に当たって多くの

練習をされたと思いますが、ダンスはそんなに難しい振りではないらしいのですが

特に歌に関して言えば上手い下手どうこうというより、歌からくる情熱のようなものが

一切ない。よく歌というのは心でというか気持ちを込めて歌うと聞きますが、そういう

歌い手さんの歌は聴いていて心を揺さぶられる何かがありますが、全くない。そこって

一番大事じゃないの?台詞で納得させられるなら歌やダンスは要らないと思う。

 

そして、ヒロイン役のエマ・ストーンさん、個人的に好みではないし正直そんなに

お綺麗だとは思わないし何より全く魅力を感じなくて、惹かれる要素が全くない。

魅力的な俳優さんは例えルックスが不細工でも魅力は感じるのにそれが全くない。

この俳優さんの他の作品を観たことがないので分かりませんが、他の映画では魅力的

なんでしょうか?だとしたら脚本や演出が悪いということなのでしょうか?

逆に俳優として魅力的ならばどんな作品だろうとキャラに魅力を持たせることが

可能だと思うんですけど。

 

ストーリーも「は?何で?」とサスペンスでもミステリーでもないのに不自然さと

疑問ばかり。バッグにタップダンスのシューズを入れて持ち歩いている人を初めて

見た。しかもそのまま。あのバッグはシューズケースだったの?映画なんで多少の

都合の良さや矛盾が出てくるのは仕方がありませんが、バッグから靴は唐突過ぎ。

外出中に衝動的に靴を買って紙袋を持っていた等の理由をつけたらよかったのに。

 

日本のアイドル的歌手で歌詞のパクリ疑惑で訴えられて和解金の支払いで済ませた方の

歌に「理由なく始まりは訪れ 終わりはいつだって理由を持つ」という歌詞があります

が、その通りだと思います。ですが、この映画にはそれさえも描かれていないので恋に

落ちる描写もなく惹かれあった感も見えなかったのは不自然だけど人を好きになるのに

理由はないで説明がつくのでそこは百歩譲ったとしても、二人が終わった理由も全く

描かれていないので釈然としない。オーディションに受かって撮影のため約10か月は

離れることになったのに「ずっと愛してる」と言ったのは別れの意味だったの?映画で

はそんな流れの台詞ではなかったよね?てか離れていても連絡くらいは出来るし。

なのに5年の間に別の男性と結婚して子供までいて…その間何してたの?他の男性と

恋愛する暇があったなら連絡くらい出来たよね?夢も愛も手に入れたミアが元カレの

店に夫と入って「もし」を想像するのだけど、このシーンも賛否両論になった原因の

一つらしいのですが、自分が成功してるなら「もし」の想像は不要だし野暮。

というか、現状に満足してないの?幸せだったらそんな想像はしないと思いますよ、

特に女性は。だって自分の選択は間違ってなかったって思えますから。

男性が過去の恋愛を上書きが出来ないというのは分からなくもないですが。

 

ですが、よく考えたらセブと付き合う時もミアには恋人がいたので、恋愛に関しては

ルーズな考えな女性なんでしょう、きっと。説明もせずいきなり次の相手に飛び込む

のは得意みたいですし。セブと待ち合わせした映画館でもスクリーンを遮るように

立って客席のセブを探すという身勝手な行為を平気で出来る周りに気配りが出来ない

自己主張が立派に出来る女性のようですしね。今時の映画館は座席指定でしょうに。

ましてや古い映画館なら映画館の前で待ち合わせしますよね?

次に訪れたプラネタリウムでもいきなり宙に浮いてるし。そういう演出は舞台で

やって下さい。映画だと心情を表していいるのは分かるけど安っぽいだけです。

 

男性と言えば、ミアにオーディションの連絡が入り、その連絡を代わりに受けたセブが

彼女に「受けろ。8時に迎えに行くから」と翌朝8時に迎えにきて、ほんの数分過ぎた

だけで去ろうとしたのはどういうこと?道中で飲もうと思ったコーヒーすら買いに

行くなってこと?30分とか1時間待って現れなかったのなら分かるけど。

どんだけせっかちなんだよ、数分て。時間に厳しい日本人だってもう少し待つよ。

 

どこが良かったのかネットで色々な意見を読んだりしたんですけど、その中で批判の

理由の一つに「ハッピーエンドが好きではない人」ということが挙げられていたんだ

けど、バッドエンドが好みなわけではないですよ、私。ハッピーエンドで終わって

欲しいと思う映画もあります。私の個人的な感想になりますがこの映画に至っては

ミアという女性が軽すぎて夢を追いかけるのにも情熱を感じないし、男性に対しても

中途半端なのでシンデレラストーリーが自己中心的な振舞いの上で成り立っていて

感情移入が出来ないからではないかと思いました。同じような経験があれば感情移入が

出来るという意見も見ましたけど、それを言ったら健康な人が難病を患った人の物語を

観ても何も感じないということでしょうか?恋人と死別した経験がないとその悲しみが

想像出来ないということでしょうか?

 

…様々な意見があるのは当然だし、それを否定するつもりは全くないですし、

ましてや喧嘩を売るつもりもないのですが、高評価の意見があるのと同じように

低評価の私の意見を述べてみました。

気分を害された方がいらしたら申し訳ありません。

賛否両論で楽しみましょう!ということで(笑)

 


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それではまた~(^^)/