ドラマと紅茶

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映画「レオン」感想 そこには好きになれない理由がある

お気に入りで好きな映画やドラマばかりではなく嫌いとまでは言わないけど、好きになれない苦手な映画の感想も書いていこうと思います。

苦手編 その①
名作と言われる「レオン」

レオン 完全版 (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
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有名過ぎて説明するまでもないと思うのであらすじは省きます。

チルダ演じるナタリー・ポートマンは可愛いし、汚職捜査官演じるゲイリー・オールドマンの怪演はクラシック音楽を聴きながら銃をぶっぱなし、マチルダ以外の家族全員を皆殺しにするシーンは強烈で印象に残る名シーンだと思う。マチルダが助けを求めた殺し屋レオン演じるジャン・レノも黙々淡々と務めをこなす渋い演技が光る。
主題歌のスティングのshape of my heartが好きでCDを購入したほど。

シェイプ・オブ・マイ・ハート

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ここまでは私にしてはたいへん誉めちぎっている。
一体何が気に入らないの?とそろそろ疑問が湧くと思うので以下理由を。

先ず、殺し屋道しか知らないレオン、殺し屋以外の事はほぼ無知、世間知らずで親子ほども年の離れたマチルダに最低限の読み書きを教えてもらっていることに驚いた。ろくに読み書きも出来なくて殺し屋って務まるものなの?読み書き出来なくても殺し屋になれるの?なりたくないけど。(だから後に騙されて報酬もちょろまかされたりしちゃう件に繋がるんだけど)

次に、世間では親子ほど年の離れた夫婦やカップルなんて珍しくもなんともないけど、ちょっと待て。40代と20代ならいざ知らず、50代と20代でもかろうじて理解出来る。でもマチルダはまだ少女だよ?小生意気だけど幼さも持ち合わせた思春期を迎え始めたばかりのような"まだ少女"だよ?最初はマチルダの方がレオンを男性として意識し始めて好意を寄せているけれど、どう見てもレオンとマチルダじゃレオンが性犯罪者にしか見えない。孤独だったレオンが初めて個人的に関わった少女マチルダに家族のような愛情を抱いても恋愛要素が含まれるともう気持ち悪いオッサンにしか見えなくなる。

真意は不明だがいわゆるロリコンと言われているリュック・ベッソン監督の趣味をこの映画に反映させ過ぎたせいではなかろうかと思うのだがそのおかげですっかり気持ち悪いオッサンの少女ラブの話にしか見えなくなってしまった。画面通してロリコン臭が漂ってくる。これが苦手な最大の理由。それさえなければ感動したし好きな映画になったはず。

私の知人で下ネタなんて絶対に言わないし、もしかしたら下ネタ自体知らないのではないかと思う、本当に優しくてピュアなお嬢様育ちの女性が「好きな映画はレオンなの❣️」と言っていた。彼女には決して言えない映画評になってしまった。。

ということで、ではまた~(^^)/