ドラマと紅茶

ご覧頂きありがとうございます!映画と海外ドラマの簡単な感想と日々の出来事について少し 流行りには疎いです

映画「2001年宇宙の旅」感想 映像は凄いと思うけど正直何だかよく分からいけど機械は怖いというのは分かった

 今回は私は手を出してはいけないと思った、モノ申してはいけないと

思った名作で、アーサー・C・クラークさん原作で、1968年に公開された

あのスタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」の感想です。

有名なのでもちろんネタバレありです。

 

実はこれを記事にすることを大変躊躇していました。その理由として、

キューブリック監督の映画を挙げるといかにも「映画通そう」と思われそうだと

思うのとSF(特に宇宙もの)の映画の話をすることに無知なこともあって

コンプレックスがあるからです。

でも、自分のブログだし、好きでやっていることなので好きに書いてもいいよね?

と思ったので書くことにしました。

 

映画化されていない続編の小説「3001年終局への旅」のお話にも触れますので

これから読むから!何も知りたくない!という方はここでストップして下さい。

 

2001年宇宙の旅 (字幕版)

2001年宇宙の旅 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ここからネタバレが入ります。

 

あらすじも有名すぎて書くまでもないと思いますが、一応書きます。

私の言葉で簡単に説明させて頂くと、現実として2001年はすっかり過ぎてしまった

し、現在でも人類は月面には立てても住むことは不可能ですが、この小説が書かれた

時のアーサーさんの予想では2001年には月に人類が居住可能だとされた世界で、

今ではエヴァンゲリオンでもすっかり有名になったモノリス(実態は未だ不明です)

木星に強力な信号を放ったため、それを調べるために宇宙船を飛ばしたら、搭載

していたAI「HAL」が暴走しちゃったよ、乗組員達も宇宙船から締め出されたり

閉じ込められちゃったりしっちゃったよ!おい!というお話です。

 

この映画を観て、一番最初の感想は「あ、カップヌードルのCM」と思った私の年は

またバレバレだけどもういいです(笑)音楽も映像も皆さん一度は目にしているのでは

ないかと思います。実はこの映画を観る前に小説を読もうとしました。というのも

読み始めてすぐ、想像力が乏しすぎる私は文字だけでは「モノリス」なるものが

どんな物体なのか全く想像が出来なかったので早々に読むのを諦めるという経緯が

あったので、あの小説からあの時代に宇宙を描いたキューブリック監督ってとんでも

なく凄い人だと漠然と思いましたし、映像も綺麗だし、宇宙とか宇宙船とかAIという

ものが具体的に絵で分かるようになったのはこの映画のおかげと言っても過言では

ないと思います。ですが、「絵」を理解しても現代のようにまだ人工知能であるAIと

いうものの存在が正直理解出来ていなかったです、私は。さすがにパソコンはあり

ましたが、現在のスマホ(あの可愛らしいSiriちゃんとかですね)のようなものでは

なく、そんなに身近でもなかったので、自ら喋るコンピューターが気持ち悪かった

という印象で、暴走を始めた時は「早くぶっ壊しちゃえ!」と思ったくらいの感想

しかなかったので、熱く語れる感想は持てなかったのです。

 

ですが、HALのおかげ?でその時から「機械は信用してはいけない」と私の中に

すっかり刷り込まれたため、車の免許を取る時もマニュアル車を選び(取得後は

AT車しか運転してませんけど)、スマホもいつ何時予兆もなく壊れるか分からないので

今現在もテレホンカードを持ち歩いています(10円玉を持ってればいいじゃんと思う

かもしれないですが、電子マネー決済も多くなった今、10円玉を多く持ち歩くのも

お財布が無駄に膨らむのも嫌なので)。そして理由は知りませんがSONY信者の夫の

おかげでSONYタイマーというものを知ってからは尚更「機械は信用するな」心に火が

つき、時代と逆行してももういいと最近は振り切れています。そういう意味で私に

とってもある種の大きな影響を与えた映画でもあるのですが、それ以上でもそれ以下

でもありません(笑)

 

いやだって、HALの異常を感じた船長と乗組員の会話を唇の動きから読み取って

殺害したり、生命維持装置は止めちゃうし、船長は宇宙船から締め出しちゃうって

恐怖以外の何物でもないと思わないですか?映像は何だかとってもロマンのある

ような感じがしますけど、スケールは大きいですけど、私にとっては綺麗というより

恐怖の方が強く感じた映画だったので「面白い映画」とか「いい映画」って言われても

私にはそれで済まされる映画とは思えなくて、でもそれを言ったら「何言ってんの?

分かってないなー」と言われそうで言えなかったというのが正直な感想です。

 

はぁ、やっとここで言えました。

 

そして、あの投げ出されたポッドが頭の片隅でずっと気になってはいたのですが、

ある日、ふと「3001年終局への旅」の小説があったので手に取って読み始めたら

意外と読みやすかったので読んでいたら、あのポッドが救出されていて、遺体を

生き返らせるところから始まったのでよく分からないなりに安心して、小説も最後

まで読んだのですが私はとりあえずモノリスについて以外は全部すっきりしたの

ですが、その終わり方に関してはここでは言及しませんがレビュー等を見ると不評の

方が多いです。

 

ということで、もし私と同じような気持ちを感じた方いらしたら教えてください。

いや、それ以外でもよかったら優しく教えてください。

 

それではまた~(^^)/