ドラマと紅茶

ご覧頂きありがとうございます!映画と海外ドラマの簡単な感想と日々の出来事について少し 流行りには疎いです

映画 「ミッドサマー」感想 最高に胸くそ悪い映画って聞いたから観たけど‥

忘れないうちに書いておきます。
「最高に胸くそ悪い」とか「気分が悪くて途中退席した」などと私の興味をそそる言葉で巷で話題になったこのアリ・アスター監督のミッドサマーを観ました。

ミッドサマー(字幕版)

ミッドサマー(字幕版)

  • 発売日: 2020/06/17
  • メディア: Prime Video



以降ネタバレ含む感想なのでご注意下さい!!!


その評価とグロいや胸くそ悪いと表現されていた割には
「ふーん。。。」というのが私の感想です。
不条理といえば不条理だし、カルトともいえるし、異様な雰囲気の映画ではあるけれど、ラース・フォン・トリアーやハネケ作品を観た時のような観賞している最中に自分の体が痛くなるなるようなグロさや怖さはなかったと思う。

舞台が北欧なので白夜という一日中夜がないような明るさと一軒爽やかで白を基調とした花柄の民族衣裳の中で繰り広げられる残酷な儀式と拷問のギャップも手伝って「胸くそ悪い」と言われるのかもしれないけれど、このカルト村に生け贄要員として呼ばれたとは知らず呑気に旅行者として満喫しながらも徐々に何かしらの異常を感じ始めても一人を除いて逃げようとしないところに違和感。
唯一逃げようとした一人も殺されてしまったけど。

まぁ、例え逃げようとしたところで見つかったら人数的にも勝ち目はないから主人公が最後に自分が捕らわれた村で生き残るために泣き笑いで全てを受け入れたと表現したのかもしれないけど、私にはこの泣き笑いがイマイチ理解出来なかった。

私の場合、前評判と言うか好評価と聞くと期待してしまうのがいけないんだろうけど「胸くそ悪く」はならなかったです。
ただちょっと私には長かったけどよくも悪くも「そこまで印象に残らない映画として印象に残る」という矛盾を抱えた映画でした。
でもあのカルト村で生き残った彼女のその後が知りたいので続編作って欲しいなと思う映画でした。

因みにアリ・アスター監督の映画の感想がこちらにもありますのでよかったら暇潰しにどうぞ♪
https://aruguret.hatenablog.com/entry/2021/03/03/231801